第4回「東京―北京フォーラム」が16日午前に東京で開幕した。開幕式では、中国側主催者を代表して中国日報社の朱霊編集長が歓迎のあいさつを述べた。
朱編集長は「『北京―東京フォーラム』は05年以降3回の大会を成功させ、中日両国の高官と各界のエリートが、両国の根本利益と世々代々の友好に立ち、中日関係の各分野について突っ込んだ検討と率直で誠意ある交流を行い、多くの成果を上げ、少なからぬ共通認識を形成してきた。この2年の中日関係の著しい改善は、ご列席の皆さんの努力や心血と切り離せない」と指摘。さらに「皆さんがこれまで同様に中日関係の持続的発展のために忌憚なく発言し、献策し、本フォーラムが豊かな果実を結び、中日関係の友好の河が迸り流れ、いつまでも凍らないようにすることを希望する」と述べた。
今回のフォーラムでは「アジアの未来と中日の役割」をテーマに、中日両国からの出席者が政治、経済協力、安全保障、災害対策、環境、食糧と食品の安全、メディアなど多方面で、率直で誠意ある、理性的な討議と交流を行う。このうち「政治対話」の分科会は東京大学で行われ、中日の関係者と日本の大学生が直接対話する。
「人民網日本語版」 2008年09月17日