日本の増田寛也総務相は15日、第4回「東京―北京フォーラム」前夜祭に出席し、日本が「新たに選出する国家元首の指導の下で、さらに緊密に中日関係を発展させる」ことへの確信を表明した。
07年末に日本の福田康夫首相が中国を訪問。今年5月には中国の胡錦涛国家主席が日本を公式訪問した。胡主席は7月にも北海道洞爺湖サミットに参加するため、再び日本を訪問。8月には福田首相が北京で五輪開会式に出席した。これについて福田総務相は「このような短い期間に、両国首脳間で非常に頻繁かつ内容に富む交流が行われた。福田首相は今回辞任を決めたものの、わたしたちは日本が新たに選出する国家元首の指導の下で、さらに緊密に両国関係を発展させることを信じている。特に今年は『中日平和友好条約』締結30周年にもあたり、大いに記念に値する」と述べた。
福田総務相は「東京―北京フォーラム」に厚い期待を寄せ、「本フォーラムの討議を通じて、各方面の議題について幅広い交流を行い、成果と収穫を得ることを望む」と述べた。さらに「東京―北京フォーラム」に新たに「地方対話」の分科会が設けられたことに触れ、「わたしたちは非常に幅広い分野で対話と討議を繰り広げている。本フォーラムでの実り多い成果を心から望む」と述べた。
「人民網日本語版」 2008年09月17日