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東北アジア経済フォーラム、人材備蓄プロジェクト推進
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

東北アジア経済フォーラムが主催した「第3期若いリーダーの地域協力や発展に関するトレーニングと研究プロジェクト」が14日、天津市の南開大学で開催された。東北アジア諸国や米国の優れた若い学者が参加し、世界各国の政治界や学界、ビジネス界のエリート、地域の指導者と直接対話を行うことになっている。

元イーストウエストセンター主席で、東北アジア経済フォーラムの趙利済議長は、あいさつの中で以下のように述べた。「世界の経済情勢の変化に伴い、世界各国は地域の経済一体化について、熱論を闘わせ実施している。東北アジアは人口が多く地域も広い。そのため各国は、資源や産業構造の面でお互いに補うことができ、地域の経済一体化を推し進める優位性に恵まれている。しかし東北アジア諸国の経済体制や政治制度、法律基礎、思想などの違いにより、貿易の垣根が存在している。今回のプロジェクトに参加した専門家たちは、この課題を討論し、東北アジア地域の経済一体化の発展を推し進めるよう希望する」

本部をハワイに置く東北アジア経済フォーラムは、東北アジア地域の経済協力や発展を目指して1991年に発足した国際的なNGOだ。ここ数年は人口やエネルギー、交通物流、金融、環境、教育など、多くの分野で突っ込んだ討論を繰り広げており、中国や韓国、日本、モンゴル、ロシアなどの学者の学術研究を、長期にわたって援助している。

 2006年からは、「若いリーダーの地域協力や発展に関するトレーニングと研究プロジェクト」をスタートし、東北アジア地域の発展のために次世代の学術エリートを育成し、必要な人材備蓄を提供することを目指している。

「チャイナネット」2008年10月15日

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