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『中日平和友好条約』締結30周年 温総理と麻生首相が祝電
発信時間: 2008-10-23 | チャイナネット

『中日友好条約』締結30周年に当たる23日、温家宝国務院総理と日本の麻生太郎首相は共に祝電を送った。

温総理は祝電の中で、「『中日平和友好条約』の締結は、中日関係の歴史における大きな出来事だ。この条約では、両国関係の歴史を総括し、法律の形で『中日共同声明』の各原則を確認している。そして両国が末永く平和な友好関係を発展させ、中日関係の健全で安定した発展のために、堅固な政治や法律の基礎を打ち固めると規定している。条約の原則と精神は、非常に大きな生命力を持っており、今後の両国関係の発展にとって重要な意義がある」と評価した。

また温家宝総理は、この30年間、『中日平和友好条約』の導きや双方の共同努力の中で、中日関係は著しい発展を遂げ、両国の国民に大きな利益をもたらし、アジアひいては世界の平和や安定、発展に重要な貢献をしたと述べた。

そして中日関係がよりいっそう発展していく重要なチャンスに臨んでいる今、中国側は日本側とともに、『中日平和友好条約』締結30周年をきっかけに互恵的な協力深め、友好的な交流を拡大して、引き続き中日戦略の互恵関係持続の突っ込んだ発展を推し進めていくよう努力していきたいと表明した。

麻生首相は祝電で、「条約を締結したこの30年、日中両国の政治、経済、文化など各分野での往来は飛躍的に発展した。また双方は今年を『日中青少年友好交流年』と決め、両国の青少年は様々な交流イベントを通して、相互理解や相互信頼を深めている。日本側は、将来の両国友好の絆がこうした活動を通してよりいっそう深まることを強く望んでおり、中国とともに日中戦略互恵関係を全面的に推し進め、協力し、開放的で活力に満ちたアジアと世界の構築のために力を尽くしていきたい」と語った。

楊潔チ外交部長と中曽根弘文外相もこの日、お互いに祝電を送った。

「チャイナネット」2008年10月23日

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