東方ネット23日付のニュースによると、上海外国語大学虹口キャンパスで10月20日夜、日本人の留学生と同大学の中国人学生の間でトラブルが発生した。今回のトラブによる負傷者はおらず、日本の留学生の入江秀和さんがお酒の飲み過ぎで入院したが、すでに退院している。 　　　　

上海外国語大学側の通報によると、同大学国際交流学院の日本人留学生10人余りと、同大学賢達経済人文学院（私立独立学院）の学生である許さんは20日の夜、賢達経済人文学院内の「Z69」飲食店で誕生パーティーを開き、飲食店閉店後は、川岸にある賢達経済人文学院の沈降式プラザで雑談していた。

食事の時にお酒を飲んでいた留学生たちは、興奮して大声で騒ぎ、プラザの側の賢達経済人文学院の学生寮で休んでいた学生に影響を及ぼした。学生寮A楼に住んでいた一部の学生が止めるように忠告したが、一部の学生が寮のベランダから空のペットボトルを投げため、日本人留学生がののしり、双方は言い争いになった。 　

その後、酔った勢いで日本人留学生2人が寮の9階に行き、寮のドアを叩いたことから、再び学生と言い争いになった。大学のガードマンは力を尽くして双方を制止したが、日本人留学生がその場を離れる時にののしり続けていたため、一部の賢達経済人文学院学生は、留学生寮の同大迎賓館に集まり、ののしった日本人留学生の謝罪を要求した。その後、大学と学院の指導者や教師、保安員の説得で、賢達経済人文学院の学生たちは寮へ戻った。 　　

翌日、同大国際文化交流学院と賢達経済人文学院の指導者と教師は、トラブルを起こした学生双方の仲裁を行い、今回のトラブルは適切に解決されたという。　現在、同大虹口キャンパスと上外賢達学院では、通常通り授業が行われている。

｢チャイナネット｣2008年10月24日