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初の全国日本学研究優秀修士論文の表彰式
発信時間: 2008-10-28 | チャイナネット

中国教育部大学外国語教学指導委員会、中国日本語教学研究会、北京日本学研究センターの共催による第1回中国の日本学研究「カシオ杯」の優秀修士論文の表彰式が25日、北京日本学研究センターで行われ、15本の優秀論文が表彰された。

表彰式

この活動は、中国で唯一、日本言語文学修士課程の論文を全国規模で審査するもの。日本言語文学修士課程がある全国29の大学が参加し、33本(言語専門は14本、文学専門は11本、社会文化専門は8本)が優秀論文の候補に残った。

一部の受賞者

全国の日本学分野の専門家による最終審査で15本が入賞し、一等賞には、北京日本学研究センターの那希芳さん「西村茂樹の国民道徳論と儒教改良思想―近代的国民形成における道徳の役割」(指導は郭連友教授)、大連外国語学院の于達さん「『高野聖』の成立に関する研究」(指導は劉利国教授)、福建師範大学の鄭丹青さん「主語を修飾する形容詞の移動に関する中日対照研究」(指導は林璋教授)が輝いた。

中国日本語教学研究会の修剛会長

北京外国語大学の金莉副学長

日本国際交流基金日本文化センターの藤田安彦主任

表彰式には、教育部大学外国語教学指導委員会日本語分委員会の譚晶華主任、中国日本語教学研究会の修剛会長、北京外国語大学の金莉副学長、日本国際交流基金日本文化センターの藤田安彦主任が出席してあいさつし、在中国日本大使館の道上尚史公使がお祝いのメッセージを寄せた。

今年は中日平和友好条約締結30周年にあたる。今回のような全国規模での優秀修士論文の選考活動は、中国で日本学の修士課程教育が次第に成熟している現われでもある。

「チャイナネット」2008年10月28日

 

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