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日本警視庁、回収の中国産インゲンから毒物検出せず
発信時間: 2008-11-05 | チャイナネット

日本の警視庁は4日、回収した4090袋の中国産インゲンからは毒物が検出されなかったと発表した。

東京都八王子市に住む女性は10月15日、市内のスーパーで購入した中国産冷凍インゲンを食べて、軽い中毒症状を訴えた。そのため八王子市保健所がこの冷凍インゲンを検査したところ、高濃度の有機リン系の農薬ジクロルボスが検出された。

日本の関係機関の検査では、ジクロルボスが検出されたのは消費者から提供されたこの1袋のみで、同じロット番号の他の同種の商品からは検出されなかった。警視庁は今後も引き続き、問題の製品と同じロット番号の1万4700袋のインゲンを検査し、ジクロルボスの混入経路を調査する。

警視庁が行った前回の検査結果では、このインゲンの袋には2つの通気のための穴のほかに、直径1ミリの人為的に開けられたと思われる小さな穴が見つかった。警視庁は、ジクロルボスは日本で広く使われているため、日本での混入の可能性を排除していない。

中国側は今回の事件を非常に重視し、日本側の調査に協力している。在中国日本大使館の職員が10月17日に中国の輸出メーカーを視察した際には、中国側の企業や地元政府も協力した。

中国の検疫部門も、同じロット番号の製品のサンプルを法定的なプロセスに基づいて検査したが、ジクロルボスは検出されなかった。

「チャイナネット」2008年11月5日

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