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元松下電器産業(現パナソニック)の専務が1947年に同社が使わなくなった工場で三洋電機を創業した。現在進められている二社の最終協議が合意に達すれば、三洋電機の独立性はパナソニックの買収によって終わりを告げ、より多くの工場が閉鎖することになり、日本の電気産業の統合を進めることになる。「京報網」が伝えた。
三洋電機の売上高は2兆円、パナソニックの売上高は9兆円を超えることから、今回の買収が成功すれば、日本最大の電機メーカーの誕生となる。日本では珍しい直接買収であり、日本大手の電気機器メーカーの初の買収というだけあって各界から多くの注目が集まっている。
三洋電機とパナソニックは次の3点でうまく補完をすることができる。▽第一に、三洋電機の一部の事業はパナソニックにとって新しい分野ではあるが、三洋電機はパナソニックの財務的な力を借りて利益を出せるようになること▽第二に、パナソニックの豊かな資金によって、三洋電機が保有する金融機関が今の混乱する市場で利益を生むこと▽第三に、三洋電機とパナソニックの本社はどちらも大阪にあり、場所が近いことから、企業文化の衝突を管理しやすいこと――があげられる。
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