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日本人から見た中日の30年日中が未曾有の「二強」時代に入る
発信時間: 2008-11-07 | チャイナネット

加藤嘉一さん(80年代生まれ、北京大学留学生)

古代から20世紀末まで、中国人と日本人の国力はずっとアンバランスで、両国民の相手に対する気持ちもずっとアンバランスだった。

21世紀初めになって、時代は変わった。日中は未曾有の「二強」時代に入った。中国人は発展を求め続け、ますます自信をつけている。日本人も現状を維持しつつ、さらに政治面で強国になろうとしている。

中国が台頭する陰で、日本人は焦り、さらにはコンプレックスさえ感じながらも、対抗しようと必至だ。

中日両国政府と国民が互いに認め合うには、「枠組みの構築」とか「管理」が必要ではないか。互いに認め合うという問題では、相手が考え方を改めてくれるのでは、などと単純に期待するのは間違いで、非現実的だ。認め合うのはどこまでもお互いのこと、問題が起きるのもどこまでもお互いのこと、それを処理するのはそれ以上にお互いのことではないだろうか。

日本人から見た中日の30年① 変わらない北京の人情

 

日本人から見た中日の30年② 航空券の購入やホテルの予約が便利に

 

日本人から見た中日の30年③中国一般庶民の消費時代が到来

 

日本人から見た中日の30年④中国はもっと近い

 

日本人から見た中日の30年⑤経済的な格差縮小は日本人の見方を変えた

「北京週報日本語版」2008年11月7日

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