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中国で唯一の国際同時通訳シンポジウムが開催(動画)
発信時間: 2008-11-10 | チャイナネット

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北京第二外国語学院と中国翻訳協会が共催した、「第3回国際同時通訳・翻訳人材養成シンポジウム」が8日、同学院の明徳庁で開催された。会期は2日間。

このシンポジウムは、中国で唯一国際的な同時通訳の催しであり、毎回、国内外の翻訳や通訳の専門家や、外国語の教育界の人たち、から大きな関心が寄せられる。

1日目に出席したのは、元文化部副部長の劉徳有氏、かつて毛沢東主席や周恩来総理の専属通訳を務めた唐聞生氏、日本語の翻訳家の林国本氏、フランス、日本、台湾など世界の国や地域の専門家たちで、翻訳の人材の養成や理論的な革新について、幅広い討論が行われた。

今回のシンポジウムでは、「第1回大学生通訳招待試合」が初めて行われ、日本語の同時通訳と逐次通訳、英語の同時通訳と逐次通訳の試合に、北京外国語大学や上海外国語大学、南京大学など全国30校から57人の学生が参加した。

この試合に参加者した北京第二外国語学院の房迪さんと崔桜朵さんは、「このようなイベントがあると身につけた知識を発揮することができます。それに他の大学生とも交流でき、互いに勉強になります。またベテランの翻訳家から専門的な指導を受けることもでき、また通訳のコツも覚えることができて、とても勉強になりました」と話す。

ダニエル・ジル教授

また、日本の杏林大学の塚本慶一教授や、フランスのパリ大学のダニエル・ジル教授らが参加し、分科講演会やテーマ別の討論会などが行われた。

「チャイナネット」2008年11月10日

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