環境保護部宣伝教育センターによると、東京で行われた第17回「(アース・ビジョン) 地球環境映像祭」に、北京オリンピック組織委員会が授権、環境保護部と国連開発計画が提唱し、中国環境意識プロジェクトが出資して製作した一部の公共広告が1次審査を通過した。中国の環境公共広告としては初めて。参加総数は123編。
今回1次審査を通過した北京オリンピックの環境広告は、中国政府が製作した初めてのオリンピックと環境をテーマにした公共広告で、オリンピックの金メダリスト、王軍霞(陸上)、鄧亜萍(卓球)、楼雲(体操)、高敏(飛び込み)、楽靖宜(水泳)、楊揚(スピードスケート)、楊凌(射撃)、羅雪娟(水泳)、桑雪(飛び込み)、李娜(飛び込み)と李永波(バドミントン)や著名なコーチが出演している。アイデアと製作レベルは、中国の環境公共広告でもトップレベルだ。
環境保護部宣伝教育センターの賈峰副主任によると、環境公共広告シリーズは、中国環境意識プロジェクトの一つで、国連開発計画、北京オリンピック組織委員会、環境保護部の共同プロジェクトの重要な部分だという。
賈峰副主任は、「今回、入選したのは、私たちの仕事が認められた結果だ。そしてこれは、中国の人たちが公共の環境を意識する第一歩になるだろう。13億人の人たちがオリンピック後も環境に対して意識を持ち続けられるよう、身の回りの小さなことから始め、環境への意識を向上させるよう努力していきたい」と話す。
「EARTH VISION 地球環境映像祭」は地球サミットが行われた1992年、アジアで初めての国際環境の映像祭として始まった。
「チャイナネット」2008年11月13日 |