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共同通信外信部長:中国の発展が日本人の反省を促す
発信時間: 2008-11-24 | チャイナネット

共同通信社編集局外信部の中川潔部長は、新華社のインタビューを受け、中国は30年にわたる改革開放で著しく変化しており、特に北京オリンピック後の中国の発展は、アジアひいては世界に大きな影響を与えるだろうと述べた。

中川部長が中国と縁を結んだのは、改革開放政策のおかげで、登山チームに付き添って1981年に初めてヒマラヤに登ったのが、最初の中国との深い縁の始まり。共同通信社の一般記者から国際報道の責任者になった中川部長は、日本のメディアの対中報道の移り変わりを直接目にしてきた。

日本の30年近くの対中報道をした中川部長は、「1980年代初期の日本の対中報道は、主に中国の国内政治や日中関係に集中しており、その中心は国の指導者たちだった。90年代に入ると経済分野で著しい発展を遂げ、国際政治の舞台でも活躍し始めた中国の外交に目を向け始める。21世紀には、中国の勃興に世界中が注目し、特に北京オリンピックをきっかけに、国際社会での中国の影響力はますます大きくなっている。そのため中国の経済や将来の発展に関する情報の需要はますます多くなっている」と説明する。

中国の経済発展を促した改革開放は、中国人の意識や考え方にも変化を与えたと中川部長はいう。中川部長が北京に来た80年代、中国の記者たちは外国人記者に強い警戒心を抱いており、なかなか近づくことができなかった。しかし中国が開放されるにしたがって、中国人との心理的な垣根が次第になくなり、多くの中国人の友だちができて何でも語り合うことができるようになったという。

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