「中日青少年友好交流年」の一環として、広島大学北京研究センター主催の2008年日本語スピーチコンテストが11月22日に首都師範大学で開催された。
今回のコンテストは“日本の若者に伝えたいこと”をテーマとしている。9月15日までに、全国15大学300人余りの大学生から参加スピーチ原稿が提出された。専門家らの審査のうえ、北京対外経済貿易大学の何俊麗さん、東北師範大学の柏青さん、中山大学の謝暁玲さん、福建師範大学の陳美英さん、首都師範大学の劉婉瑩さんらが優秀賞を受賞した。広島大学の学長を務める浅原利正教授、劉徳有・元文化部副部長、広島大学北京研究センター主任を務める佐藤利行教授、首都師範大学日本文化研究主任を務める李均洋教授ら60人余りの賓客、清華大学、外交学院、北京語言大学、北京国際関係学院、北京連合大学、首都師範大学などの200人余りの教師と学生たちが今回のコンテストに出席した。5人の参加者のスピーチは声もよく情調もたっぷりで、ひとしきり拍手を浴びた。
専門家の現場での審査を経て、首都師範大学の劉婉瑩さん、東北師範大学の柏青さんが最優秀賞を受賞。そのほか、選定委員会は今年、「銀河特別賞」、「東京書籍特別賞」を新たに設けた。この2つの賞は、コンテストに参加したスピーチ原稿の数とその入選原稿の数が最も多い東北師範大学、中山大学にそれぞれ授与された。
「北京週報日本語版」2008年11月25日 |