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中国海軍司令官初訪日 「机上の空論」時代に終止符 |
発信時間: 2008-11-27 | チャイナネット |
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関連ニュース:中国人民解放軍の海軍司令員が初の訪日 「さざなみ」が湛江港に到着 地震の救援物資を引渡す 中国人民解放軍海軍司令官の呉勝利大将は、日本の赤星慶治・海上幕僚長の招きに応じ、中国人民解放軍の高級官僚としては初めて10月28日から日本を訪問した。軍事評論家の妮爾硯氏は11月21日付けの香港紙『文匯報』に文章を発表し、呉勝利司令官の訪日について分析した。
1、中日軍事交流の先遣部隊と主力軍 海上の軍事力と国際的な軍隊として中国海軍は、中日の軍事交流において一貫して「先遣部隊」と「主力軍」の役割を果たしてきた。2007年11月28日から12月1日、中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン号」が日本を訪問し、これは中日海軍交流史で「氷を砕く旅」と呼ばれている。当時の日本防衛省の吉川栄治海上参謀長は、「これは中日防衛交流の序幕であり、海上自衛隊の全ての将官たちが中国海軍訪問を歓迎している」と高く評価した。 半年後の6月24日には、日本海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が史上初めて訪中し、四川省の震災被災地への救援物資を中国側に贈った。訪問中に「さざなみ」の将官たちは湛江基地を見学し、基地施設は将官たちに深い印象を残している。海上自衛隊第4護衛隊群の徳丸伸一司令官は、「世界一流の海軍基地」と賞賛した。 また自衛隊将士も中国を訪問、済南軍区や南京軍区陸軍部隊、海軍基地を見学し、中日両軍の交流が盛り上がった。呉勝利司令官の訪日は、他の中国軍トップの訪日の幸先のよいスタートとなったようだ。 2、両国の海上軍事力の交流強化で共通認識 日本の浜田靖一防衛大臣と会見した呉勝利司令官は、「今回の訪日は、中国人民解放軍海軍と日本の自衛隊の指導者との初めての会合で、双方の相互理解や相互信頼強化、戦略的互恵関係の発展にとって重要な意義がある。両国は歴史を鑑み未来に向かい、海上防衛の交流を通じて、東中国海の平和を維持し、地域間の平和と安定を促進しなければならない」と語った。 |
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