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道上尚史公使:中国の発展は日本にとって脅威ではない |
発信時間: 2008-12-05 | チャイナネット |
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――日本人の一部が中国を嫌うのは中国の発展が日本に脅威となることを心配しているためだという見方があります。この見方に同意しますか。 麻生首相がしばらく前に中国中央電視台(CCTV)のインタビューを受けた際、かつて会社経営にかかわったことのある立場から見て、「中国経済脅威論は成り立たない」と語った。中国の発展は日本にとって良い面しか持っていないからだ。「中国経済脅威論」に賛成する人が日本にいないとは言わないが、それほど多くはない。 ――麻生首相の観点を日本の人々に受け入れてもらうにはどうすればいいのでしょうか。 二国間関係は自転車に例えることができる。一生懸命こがなければ、いったん停止してしまえば、その関係は倒れてしまう。日中関係という自転車は、日本だけがこいでいるのではだめで、中国側も共にこがなければならない。しかも政府がこいでいるだけではだめで、メディアや国民もみんなががんばらなければならない。そうして初めて、自転車は前に進み、両国関係も発展できる。 ――日本人が中国を受け入れるには時間がかかるので中国人は成果を焦らず寛容でなければならないという見方があります。これを正しいと思いますか。 日中関係の発展には時間に拘泥していてはならない。また相手が自分の国を好きかといった国民レベルの感情も重要でないわけではないが、さらに重要なのは、中国も日本も大国であり、さまざまな問題があるのは当然なのだから、問題が現れた時に衝動的になってはならず、相手を感情的に完全否定するようなことがあってはならないということだ。みんなが一緒になって日中友好の堅固な土台を築いてこそ、さまざまな問題を処理することが可能となる。 「人民網日本語版」2008年12月5日 |
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