実際、日本の各界は、中日両国の交流促進に努力してきた。5月12日の四川大地震では、日本の救援隊が初めて国際救援隊として被災地に赴き救援活動を繰り広げ、中国人の日本に対する評価を変えた。北京オリンピック開幕式では、日本代表チームが中日両国の国旗を持ち行進、そしてシンクロナイズドスイミングの井村雅代コーチも中国の成績向上に力を尽くし、中日両国の女子サッカーでは「友好的な試合」で中日関係改善の手本になった。
もちろん中日交流の中で全く不調和音がなかったわけではない。8月13日に行われた北京オリンピック男子サッカーでは、日本とオランダが対戦し、オランダチームはホームグランドの待遇だったが、日本チームは中国のサッカーファンたちからブーイング受けた。これは日本人の不満や反感を買い、一部の日本のメディアも一層あおり立てて、中国は危険な国だというイメージを強めた。
「己れの欲せざるところ人に施すなかれ」。66.6%の日本人が中国に親しみを持っていないことに対して中国人は冷静に受け止め、理性的に対応すべきだろう。もっとも大切なのは、自分のことをきちんと行いすばらしい中国を建設することだ。
「チャイナネット」2008年12月10日
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