中国の北緯30度線にある観光地や歴史的な古跡、風土、人情などを撮影した「中国北緯30度写真展」が、10日から11日まで東京の日中友好会館で行われた。この写真展の主催は中国文化部で、世界100の国や地域を巡回し、世界の人に中国への理解を深めてもらうことを主な目的としている。
ロサンゼルスで行われた「中国北緯30度」の写真展
写真は、チベット自治区、四川省、重慶、湖南省、湖北省、江西省、安徽省、浙江省、江蘇省、上海など、北緯30度線にある10の省と自治区、直轄市の特徴ある景勝地や風土、人情を写し出している。
東京で展示された60点は、主にチベット族、チャン族、ミャオ族、トゥチャ族などの民族的な風情、昆曲、川劇、重慶の寄せ鍋などの文化遺産、九寨溝、峨嵋山、普陀山、西湖、張家界、黄山、慮山などの美しい自然を撮影した写真だ。
2日間の期間中、文化関係者や在日中国団体、普通の人たちが会場を訪れた。会場に置かれた意見簿には荘野さんという人が、「写真はとても美しく懐かしい気がした。中国がこんなに大きく変化したとは思いもよらず、今回の写真展では、豪放と繊細、伝統と現代が入り混じった中国を見ることができた」と記している。
「チャイナネット」2008年12月12日 |