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『中日伝播』誌が刊行 中日間の世論調査報告が特徴
発信時間: 2008-12-17 | チャイナネット

中日メディアの報道状況を改善し、中日コミュニケーション学の発展を促進するために、中国社会科学院の劉志明さんは10年前、北海道大学の高井潔司教授と共同で、「日中コミュニケーション研究会」を創立した。そして中日両国の学者やメディア関係者、企業に人たちと共に、中日関係に関する世論や中日メディアの報道、メディアの影響、中国の日本企業のコミュニケーションなどをめぐり、定期的にシンポジウムを開いてきた。

中日両国の交流が大きく拡大し、多様化している今、「日中コミュニケーション研究会」の新たな課題は、より効果的な情報交流を行い、両国の摩擦や誤解を避けることだ。

劉志明さんが発行者の『中日伝播』誌は、9月に両国で発売を開始した。同誌は16日に北京で「2008『中日伝播』メディア座談会」を開催し、同誌の内容や中日の調査機関と連携して発表した様々な中日世論調査の報告を披露した。

今回刊行された『中日伝播』誌は、3年前に創刊された『中国日企』と、2007年初めに創刊された『中日伝播』の2冊を統合し、時事特集や人物、視点、日中ビジネスなど、新たな内容を付け加えている。また同誌は、中日の世論調査機関と連携し、様々な世論調査報告を発表するのも一つの特徴だ。

今回の座談会では、世研調査センター(CRC)と連携した「2008年の中日観光調査報告」や「2008年の日本企業イメージ調査報告」、「中国の消費者に賞賛されるトップ10の日本企業(2008年)」などを発表した。

『中日伝播』誌は2009年も引き続き日本企業の広告活動を行い、「中日伝播ネット」を作って雑誌とインターネットを一体化させ、中日両国の都市間交流や観光都市のPRを目指す。

「チャイナネット」2008年12月17日

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