中日関係の明るい未来を象徴する赤いリボンを「中日友好の木」に結ぶ温家宝総理と福田前首相。
「中日青少年友好交流年」の閉幕式が20日、北京航空航天大学の体育館で開催され、中国政府の招きを受けて訪中した日本青少年「友好の使者」代表団と中国各界の青年代表らあわせて2008人が一堂に会した。
国務院の温家宝総理と日本の福田康夫前首相が閉幕式に出席。中国共産主義青年団中央委員会書記処の陸昊・第一書記と日本青少年「友好の使者」代表団の総団長で、前外務大臣を務めた、日中友好議員連盟の高村正彦会長がそれぞれあいさつした。
閉幕式の前に、温家宝総理は福田前首相と「友好の使者」代表団の代表と面会。「中日平和友好条約締結30周年の佳節に「中日青少年友好交流年」の活動を見事成功させた意義は計り知れない。両国の若い世代は、昨日を忘れず、今日を大切にし、明日を共に築き、青春の信念とパワーで中日の世代友好の新たな1ページを書き残していってもらいたい」と青年に希望を託した。
『ドラえもん』登場人物も閉幕式に登場