「中日平和友好条約」締結30周年を記念し、両国青少年の交流を促進するために行われた「中日青少年友好交流年」。その中国側閉幕式が20日夜、北京で行われ、中国側は、胡錦涛国家主席が今年3月の開幕を祝って記した「青春の力を集め、世々代々の友好を(中国語:挙青春之力、謀世代友好)」という題辞の拓本を日本側に贈った。
閉幕式に出席した中国全国人民代表大会常務委員会の王兆国副委員長は「両国がともに努力したことで社会に実に喜ばしい影響をもたらした」と、交流年事業の成功をたたえた。日本の福田康夫前首相は「温家宝首相とは当初想像していた以上の幅広い交流ができた」とした上で、「両国の青少年交流がより充実した方向に向け発展していくよう期待している」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年12月21日