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通訳が立ち会った中日首脳会合:晩餐会での話題は両国の料理
発信時間: 2009-01-06 | チャイナネット

(株)アジア通信社代表取締役 徐 静波

日本の外務省中国課の岡田勝課長補佐は、日本の要人通訳の第一人者で、日本の首相が中国のトップと会談する時にはいつも首席通訳を務めている。そのため中国のトップにとって岡田氏は古くからの友人だ。

岡田氏は北京に留学したことがあり、流暢な標準語の中国を話す。その標準の発音を聞くと、南の浙江省に生まれた私の発音はぎごちない感じがする。

 

温総理は親切で善良な人

中日韓首脳会合は去年12月13日、福岡県の太宰府市で行われた。岡田氏は朝早く麻生首相と特別機で福岡県に赴き、温家宝総理を出迎え、中日首脳会合や中日韓三国首脳会合に出席、晩餐会で温総理と麻生首相の通訳を担当した。数回にわたって温総理と直接会った岡田氏は、温総理にどんな印象を持っているのだろうか。

温総理は親切で善良な人と岡田氏はいう。「会合が始まると温総理は、この1年の中日協力と交流を振り返り、特に四川大地震と北京オリンピックに触れた。そして温総理は、『日本政府は大地震が発生した後、早急に救援チームを派遣し、様々な救援活動を繰り広げて中国の13億人を人々を深く感動させた。また北京オリンピックの開幕式では、日本の選手たちが中日両国の国旗を持って会場に入り、中日両国の友情を示したことも多くの中国国民を感動させた』と話し、私は何度も温総理と日本の首相の通訳をしてきたが、温総理がこんなに誠意のある言葉で日本国民に感謝したのは初めてで、これは中国の総理の風格ではないだろうか」

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