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景気減速が日本社会にもたらした4つの変化
発信時間: 2009-01-15 | チャイナネット
変化1:ホームレスが突然増加

資料写真

2009年の日本の新年で最も注目を浴びたのは「年越し派遣村」だろう。1月2日に厚生労働省の講堂では270人、比谷公園に設けられたテントでは219人が夜を明かした。5日午前、厚生労働省の講堂の清掃が始まると、ここで過ごした失業者や支援している労働組合の関係者など約600人は、「大企業の派遣労働者の解雇は許せない」「意欲のある人たちに就業の機会を与えよ」などと書かれた横断幕を高くかかげ、日比谷公園を出発して国会議事堂に向かった。

 

実際、帰る家がない人たちの数はもっと多く、一部のネットカフェは、仕事を失った人やホームレスの人たちが休息する場所になっている。日本の企業は定住場所がのない人を雇用しない。そのためネットカフェの経営者は、定住場所のない人たちの住居を店の住所にして住民登録することを認め、帰る場所のない人たちに再出発の希望を与えている。

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