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景気減速が日本社会にもたらした4つの変化
発信時間: 2009-01-15 | チャイナネット

変化2:自ら進んで倹約

金融危機の中、ホームレスの人たちはなぜ急増しているのか。これは多くの日本人が、目先の快楽におぼれる消費と関連があることは間違いない。仕事を失えば貯蓄がないため全てを失う。金融危機は日本人に大切な教訓を与えた。それは常に蓄えをしておかなければいけないということだ。

資料写真: 売り上げが好調だったころのデパート

最新の世論調査によると、52%の日本人が10年後の生活はさらに悪化すると考えており、好転すると考えている人はわずか12%だった。5年前の調査と比べると、将来の生活に対する不安が大幅に上昇したことがはっきり分かる。生活が悪化すると考えている主な理由は、税金や社会保険費の増加、収入減、社会福祉の悪化だ。80%の回答者は自分たちが「倹約派」と答えており、景気の悪化に直面している多くの日本人は、倹約をすることで防衛している。

インターネットでは、出費をいかに抑えるかについて盛んに情報交換が行われている。具体的には以下のようだ。洗濯に使った水で床を拭く、子どもにおやつを買い与えない、男性はお酒を飲まない、小遣いを減らす、入浴はシャワーで済ませる、自動販売機で飲み物を買わず安いスーパーで買う、娯楽費を減らす、映画を見ない、カラオケに行かない、電源のスイッチを切る、できるだけ付き合いを減らす、できるだけ高価な商品を買わない・・・

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