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「最近、サムスン製携帯電話とLG製携帯電話の多くの中国市場担当者にシャープからヘッドハンティングの電話がかかっている」。サムスンからシャープへ転職したばかりの陳さんは、最近会議続きで、今年度の中国市場開拓計画の策定に追われている。サムソンの中国での業務モデルも当然参考にしている。「第一財経日報」が伝えた。
「韓国の携帯と日本の携帯はいくつかの特性が似ており、業務モデルも比較的つなげやすい」。日系メーカーは2潤オ3年の調整を経て、最近次々と海外市場の拡大に出ている。シャープ以外に、NEC、東芝、富士通、京セラなども3Gを契機に、中国市場に戻ってくる可能性がある。
■海外市場拡大
「シャープはすでにわれわれの顧客となっている」。聯発科技の関係者は、同社製品の中国への適応性が、シャープ製携帯のシェア増を押し上げると指摘する。シャープは中国などアジア太平洋地域のほか、欧州の通信事業者向けにも携帯を開発している。
日本でシェア3位の富士通も、近く台湾地区を手始めに、海外市場を順次拡大していく。日本の3G携帯をリードするNECも国際市場への復帰に向けて準備を進めており、香港を最初の地に選択する可能性がある。東芝は広達と提携し、中国を除くアジア太平洋地域と欧州市場でスマートフォンを販売する。京セラも三洋電機の携帯電話事業を買収した後、製造・販売・開発部門を再編し、米国やインドで3G、CDMA、PHSなど各種端末を販売する。
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