東風汽車有限公司の中村公泰総裁が先週明らかにしたところによると、2008年末までに、同公司や日産自動車など複数の株主による鄭州日産汽車有限公司への増資計画が承認されたことを受け、鄭州日産の登録資本金は2億5千万元から12億9千万元に増加した。「第一財経日報」が伝えた。
鄭州日産の郭振甫総経理(社長)によると、鄭州日産の資産の負債率は長年にわたって高止まりし、企業の発展を大きく制約してきた。
今回の増資計画が承認されたことにより、鄭州日産は資金面での障害がなくなった。鄭州日産は昨年9月に第二工場の建設着工を発表しており、今回の東風汽車や日産の増資を受けて、生産能力の拡張に当たっての資金不足の問題から解放された。
08年の鄭州日産の自動車販売台数は4万7166台に上り、前年比21%増加して、増加率は業界全体の平均8%を上回った。鄭州日産の朱福寿董事長(会長)によると、09年の販売目標は同27%増加の6万台で、新車は▽日産ブランドのハイエンド小型トラック「カブスター」(中国名「凱普斯達」、日本名「アトラス」)▽東風ブランドのエコノミーカー「MPV」▽日産ブランドの多目的車??などの投入を予定している。
「人民網日本語版」2009年1月21日 |