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CCTV:1992年、明仁天皇が初めて中国を訪問
発信時間: 2009-02-09 | チャイナネット

 


 日中国交正常化20周年となった1992年の10月23日、世界から数百のニュース・メディアが北京に集まった。この日、日本の天皇が始めて中国を訪問したのだ。

 同日午後1時40分、日本の特別機が北京空港に着陸した。明仁天皇と美智子皇后がタラップに現れたその時、中日の2千年以上にわたる交流に歴史的な瞬間が訪れた。

 この日、「東京新聞」は社説の中で、「この日が日中の新時代を築く転機となることは疑いがない」と述べた。

 しかし、この転機は簡単にやってきたものではなかった。

 中国側が正式に明仁天皇の訪中を要請したのは1992年4月、江沢民総書記が訪日した際だった。このとき日本では桜が満開だった。

 当時、日本側は天皇訪中に対して慎重な態度を見せていた。外務省、日本の世論、政界においても同様だった。

 

日本国憲法によると、天皇の訪中には日本政府の決定が必要だった。

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