日本の麻生太郎首相(自民党総裁)は23日午後、王家瑞・中共中央対外連絡部長率いる中国共産党代表団と会談した。
王部長は胡錦濤国家主席、温家宝総理からの親密な挨拶を麻生首相に伝えた。王部長は「昨年は胡錦濤主席の訪日が成功し、双方は戦略的互恵関係の包括的な推進について幅広い合意に至り、中日関係の発展の指導を旨とする第4の政治文書に署名した。中日関係は新たな歴史的起点に立ち、一層の前進への重要なチャンスを前にしている。世界金融危機の止まぬ拡大という厳しい情勢の下、中日は重要な経済貿易パートナーとして、現在の危機に共同で対処し、両国の経済貿易関係の健全な発展を確保し、中日関係の長期的で健全な安定した発展の大局をしっかりと押さえ、両国関係における敏感な問題を適切に処理し、地域の平和と安定に共に尽力し、アジアと世界の経済回復に共に貢献するべきだ」と指摘。また、中日与党交流協議会第4回会合の模様について説明した。
麻生首相はまず、日中与党交流協議会第4回会合の成功を祝福。胡主席や温総理と会談した際の情景を楽しげに思い起こし、中国の党と国家の指導者に挨拶を伝えるよう依頼した。麻生首相は、世界金融危機対策や世界経済の安定に向けた中国側の努力を積極的に評価するとともに、中国側の指導者と共に努力して、両国の戦略的互恵関係のたゆまぬ前進を促していく意向を表明した。
「人民網日本語版」2009年2月24日 |