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日本の天皇、真珠湾訪問を検討 歴史的訪問に
発信時間: 2009-03-02 | チャイナネット

日本共同通信社によると、日本の天皇と皇后が今夏、カナダへの正式訪問の帰途にハワイを訪れ、太平洋戦争の勃発地となったオアフ島の真珠湾を非公式訪問することが検討されている。日米関係に詳しい筋によると、両国政府はすでに関連日程の協議を始めており、訪問は7月頃となる見込みだ。「中国新聞網」が伝えた。

共同通信によると、真珠湾には昨年12月に河野洋平衆議院議長が訪れているが、日本の現職首相が訪れたことはない。天皇と皇后の真珠湾訪問が実現すれば、戦後の清算と和解を象徴する歴史的訪問となる。

共同通信によると、天皇と皇后は1994年6月に米国を正式訪問した際、ハワイに滞在したことがある。当時も真珠湾訪問が検討されたが、「天皇の政治利用」との反対を受けて断念された。今回の海外訪問は、日本の天皇と皇后にとって07年の欧州歴訪以来となる。

旧日本海軍は1941年12月7日、米海軍基地があった真珠湾を奇襲し、これが太平洋戦争勃発のきっかけとなった。この奇襲では、米国の軍人と民間人の約2400人が死亡し、日本軍側にも犠牲者が出た。

「人民網日本語版」2009年3月2日

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