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苦境に立たされた日本の「追いつき追い越せ」型経済
発信時間: 2009-03-05 | チャイナネット

次に公需では、公的部門の投資と在庫の伸びのGDPに対する寄与度が、いずれもゼロに近いマイナスとなった。また、政府の消費支出がプラス0.2ポイントとGDPの押し上げに寄与した点から、非常に限定的であるものの政府の打ち出した景気刺激策は効果があったと言える。

 

このほか、外需悪化が第4四半期の景気後退の要因となり、米国の金融危機発生後、日本経済に直接的な打撃を与えたと言える。同四半期、輸出が13.9%減少し、輸入が2.9%増加したことで、GDPに対する寄与度はそれぞれ2.6ポイントと0.5ポイントのマイナスとなり、これらを合計した結果、外需の寄与度は3.1ポイントのマイナスとなった。

 

内需低迷は長期にわたり日本経済の難題となっていたが、外需は今回の金融危機が発生するまで、日本経済を悩ます最大の問題ではなかった。また、外需は経済成長の主要な牽引力としての役割を果たさなかったが、経済成長を妨げることもなかった。2001年以降の最近の景気回復で、主な牽引役となったのは消費と投資で、輸出の貢献度は最も低かった。

 

今回の金融危機で、アジア経済は初めて外需低迷の問題に直面したが、これはアジアの主要輸出国にとって貴重な教訓を得る機会となった。つまり、日本の教訓を通じ、外需牽引型の経済のより実質的な面と、金融危機が貿易に与えた新たなチャネルを理解することができた。

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