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世界で最も生活費が高いのは東京と大阪
発信時間: 2009-03-11 | チャイナネット

東京

イギリスのエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が9日に発表したレポートによると、金融危機は世界の各都市の生活費のランキングを再調整し、円高の影響で日本の東京と大阪は、世界の都市の中でも生活費が最も高い上位2位になった。もともと1位だったパリと2位のオスロは3位と5位に後退している。

このレポートは、世界の140の都市の2月の商品やサービス価格を比較して割り出したもので、企業の管理者やその家族が海外で生活するときの生活費をよりどころにしている。前回の調査は昨年の9月に行われた。

大阪

レポートでは、世界の都市で生活費が高いトップテンには、ヨーロッパの都市が7カ所、アジアの都市が3カ所含まれ、ヨーロッパ諸国やオーストラリア、ニュージーランドなどは、通貨の値下がりでランキングは全体的に下がっている。

それに比べて人民元が基本的に安定している中国では、一部の都市が大幅に上昇し、香港は28位から11位、上海は45位から29位、北京は58位から36位になった。

ジョンコプスタイク編集主幹は、「ある都市の相対的な生活費は、現地の物価水準と為替レートによって決まり、普通、世界の都市の生活費の順位は比較的安定しているが、為替レートの変動により、最も生活費の高い都市と安い都市のランキングが調整される」と話す。

生活費の最も高いトップテンは上位から、東京、大阪、パリ、コペンハーゲン、オスロ、チューリッヒ、フランクフォート、ヘルシンキ、ジュネーブ、シンガポール。

「チャイナネット」2009年3月11日

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