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アニメに国境ない 中日共同アニメ映画を制作へ
発信時間: 2009-03-12 | チャイナネット

東映アニメの大山秀徳氏

東映アニメーションの常務取締役で、経営企画部長の大山秀徳氏は10日夜、清華大学を訪れ、日本のアニメ産業の成り立ちとアニメ産業に存在する問題について、清華大学の学生を前にすばらしい講演を行った。大山氏は講演前、人民網の記者の取材に対し、「アニメ映画には国境はない。将来的に共同出資して、各国の人材がアニメ映画を一緒に制作するようになるのも夢ではない。そうなると、その作品は日本のもの、中国のものという括りではなく、共同で制作したアジアのアニメ映画ということになる」とコメントした。

大山氏は、中国はレベルの高い人材が少なくない。ストーリーの企画、プロモーションといった方面でまだ経験を積む必要があるが、必ずいいアニメ映画を制作できるようになると話す。東映アニメーションは現在、中国各社と接触して話し合いを進め、協力して共同作品を制作したいと考えている。このため大山氏は少なくとも年に1度は中国を訪問し、北京や上海の中国のアニメ制作会社を訪ね、相互交流し、協力事業を話し合っている。一方、中日両国の企業は、事業企画・映画制作・プロモーションなどの進め方などに大きな違いがあり、こういったことが両国間の協力の障害となっているという。しかし、手を取り合って協力することが世界における発展の方向性であり、中日両国の企業が長所を取り入れ短所を補い合えば、近い将来必ず共同で制作した、いい作品が生まれると大山氏は指摘する。

東映アニメ初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」

東映アニメーションは1956年に創立、1958年に日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」を公開。「白蛇伝」はその後の日本アニメに最も大きな影響を与えるアニメ映画となった。80年代初めから中国は日本のアニメ映画を取り入れてきた。最初に導入されたのが東映アニメ「龍の子太郎」や「白鳥の湖」など。その後、「一休さん」や「花の子ルンルン」「美少女戦士セーラームーン」などが次々と中国の一般家庭で見られるようになった。中国の視聴者に親しまれているアニメ「デジタルモンスター」「聖闘士星矢」「スラムダンク」「ドラゴンボール」などはすべて「東映アニメ」の作品だ。

「人民網日本語版」2009年3月12日

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