ホーム>>中日両国>>社会
日本のアニメ市場規模を縮小させる少子化
発信時間: 2009-03-17 | チャイナネット

文=宋磊 (中国文化報に掲載)

日本の情報メディアのデータブック「情報メディア白書2009」によると、日本のアニメ商品市場は、ここ数年の少子化の影響で縮小傾向だという。出生率が下がり子どもの数が減れば、社会構造や経済発展に大きな影響をもたらすだろう。

少子化によって子ども向けアニメの製作数が減り、ゴールデンタイムに放映されるアニメ数も激減している。統計によると、2007年に夜7時から夜10時までに放映されたアニメの数は、2006年の70.3%に過ぎなかった。

またアニメキャラクター商品の売上も、2003年の1兆7000億円から2007年の1兆5936億円に下がり、1999年の2兆700億円に比べて、この10年で約23%縮小。専門家は、この動向が続けばアニメへの投資が減り、さらに製作に影響を与えると予測する。

「チャイナネット」2009年3月17日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· JAL機、上海でエンジントラブル 鳥の衝突が原因

· 蘇州市、坂東玉三郎氏に「栄誉市民」の称号を授与

· 中国駐大阪総領事館:中国の死傷者が世話になった

· 河南 帰郷した農民が日本向けの手袋加工に従事

· アニメに国境ない 中日共同アニメ映画を制作へ