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100歳女性がアナウンサーに 方言で報道 熊本県
発信時間: 2009-03-17 | チャイナネット

日本・熊本県天草市のネットワークメディア「天草テレビ局」ではこのほど独特の報道番組が作られた。105歳の森シノさんと92歳の黒川ツルエさんが取材とアナウンサーをつとめる番組だ。この「おばあちゃんアナウンサー」が話題になっている。

2001年に東京のある広告会社を辞めて故郷に帰った金子寛昭さん(51歳)が天草テレビを成立。金子さんは「豊富な知識と経験を持つ老人に身近な話題を伝えて欲しいと考えた」と言い、2人の高齢者をアナウンサーに起用した。

2人はいつもピンクのジャケットを着て画面に登場し、ほとんど毎週、天草の方言で現地の有名な観光スポットや特産物を紹介している。

昨年12月には天草市を訪れた麻生太郎首相にもインタビューを行った。森さんは「ちょっと緊張したけれど、でも(麻生首相は)とても可愛らしい顔立ちだった」と述べている。

報道の内容の一部には英語などの外国語音声もつけられている。2006年にはドイツと韓国のテレビ局がこの2人のアナウンサーを取材し、昨年から今年にかけてはスペイン、フランス、中東のメディアも次々と取材に訪れた。

「人民網日本語版」2009年3月17日

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