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日本防衛相が訪中、ソマリア海賊対策で協力を
発信時間: 2009-03-20 | チャイナネット

日本の浜田靖一防衛相は19日の記者会見で、20日から2日間、中国を訪問すると発表した。浜田防衛相は訪中の間、全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長や梁光烈国防部長と会見し、ソマリア沖の海賊対策などについて中国側と意見を交換して協力を求める。また海上自衛隊の護衛艦は、早くて今月中には日本の関連船舶を護衛するため、日本側は中国側と互いに情報を交換し合うなどの詳しい討議を期待している。

 

今回の浜田防衛相の訪中は、日本の防衛庁が防衛省に昇格した後、防衛省の最高長官としては初めて。また2003年に当時、防衛長官だった石破茂氏の中国訪問からは6年ぶりになる。

 

浜田防衛相の訪中について、中国外交部の秦剛報道官は19日の定例記者会見で、「中日両国の防衛部門の責任者の交流は、両軍や両国間の相互信頼を増進し、中日関係の長期的で健全、安定した発展を促進する」と期待を寄せている。

 

また日本の海上自衛隊がソマリア沖に護衛艦を派遣し、アデン湾海域で護衛することに対しては、「中国は、各国が国連安全保障理事会の決議や関連国際法の枠組みの中で、ソマリア沖の海賊取締りに協力することを主張している」と述べた。

「チャイナネット」2009年3月20日

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