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中日の文化財専門家が唐陵石彫像を保存修復
発信時間: 2009-03-23 | チャイナネット

修復前と修復後の乾陵の石人像

陝西省文物局と日本の東京文化財研究所が共同で実施した「中日唐代陵墓石彫像保護修復事業」が、陝西省での受け入れ検査を通過し、2004年から行われたこの事業では、順陵、乾陵、橋陵の約70点の石彫像の保護修復が行われた。

国家文物局は、陝西省にある唐陵の石彫像が風化し傷みも深刻なことから、日本側の援助による順陵、乾陵、橋陵の石彫像の保存修復事業を批准。双方はこの3つの陵墓の考古調査を行い、環境や保存の状況を評価して環境整備計画を立て、保存修復の方法の研究をして70点余りの石彫像を効果的に保護した。

咸陽市渭城区底張鎮にある順陵は、唐時代の女帝・則天武后の生母の楊氏の墓で、乾県梁山にある乾陵は、唐の高宗李治と皇后の則天武后の合葬墓、蒲城県の西側にある橋陵は、唐の睿宗李旦の陵墓。

「チャイナネット」2009年3月23日

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