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金融危機に直面する日系企業、中国市場に自信満々
発信時間: 2009-03-25 | チャイナネット

「2009中日工商界友好迎春会」が24日の夜に北京で開催された。中日友好協会の宋健会長は、「世界は今、厳しい経済情勢に直面している。中日両国は自信を固めて協力を強化し、ともにアジアと世界経済の安定した発展に貢献しなければならない。中日両国工商界の関係者たちはこの新たな情勢の中で、省エネや環境保護、地域経済の発展など各分野で協力を強め、両国の経済貿易協力の新しい注目点を作るために力を注ぐことを心から願っている」と述べた。

三菱商事の中国総代表で中国日本商会の中原秀人会長は、民間の力として引き続き中日友好に貢献していく決心を表した。

「製品のポジショニングは比較的明確で、消費者層も比較的安定しているため、本社の業績はそれほど金融危機に影響されていない。今、江蘇省に工場を建設しており、中国市場での経営は必ずよくなり発展することを確信している」と話すのは、王子製紙株式会社北京事務所の川元直人代表だ。

またイオン株式会社の石井和正氏は、中国での業務にはとても自信を持っており、自社が経営する大型ショッピングセンターは中国では広い市場があり、北京などでの発展の潜在力は非常に大きいと述べた。

沖電気工業株式会社北京事務所の古川裕一所長によると、昨年の金融危機による中国市場での業績への影響は、他の国の市場に比べて比較的小さかったという。

中国日本商会会員企業は、「走近日企 感受日本(日本の企業に近づき日本を感じる)」プロジェクトに2億円を寄付し、2007年から中国の大学生を毎年30人から60人選んで、日本の会員企業への見学に招待している。

「チャイナネット」2009年3月25日

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