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海南島の慰安婦被害者「命ある限り訴え続ける」
発信時間: 2009-03-30 | チャイナネット

海南島「慰安婦」裁判 原告側、二審も敗訴

82歳の老婦、海南島「慰安婦」裁判で東京へ

29日午前2時、海南島慰安婦事件の被害者・陳金玉さんは28日の最終便で広州から海口に戻ってきた。陳さんがその夜搭乗した東京・広州便は、広州が大雨のため珠海に緊急着陸、広州を離れたのは日付が変わった後だった。

陳さんは今回、日本で行われた海南島「慰安婦」裁判の第2審第2回公判に、原告の代表として出廷した。彼女が故郷を離れたのはこれが2回目。陳さんは、日本の最高裁判所への訴状を国へ持ち帰っており、他の被害者2名と共に訴状に原告として署名し、最高裁に提出した。陳さんは、「私達は命ある限り、最後まで訴え続けます」と語る。

中国大陸部の慰安婦事件被害者が、日本の裁判所に訴えを起こしたケースは、ここ数年で14件に上る。しかし、日本の法廷はいずれも、原告側敗訴の判決を下している。

海南島慰安婦事件の被害者が日本国を相手に起こした訴訟は、民事訴訟に属し、訴訟の道は長くて険しい。訴訟以来8年、正義感に溢れた国内外の数多くの人々からの支援なしには、この道は歩き続けられなかったであろう。陳さん本人と陳さんが話すリー語(黎族の言語)通訳の日本への渡航費用は、南方航空が負担した。

「人民網日本語版」2009年3月30日

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