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李長春委員が麻生首相と会見 両国関係発展で4提案
発信時間: 2009-03-31 | チャイナネット

中国共産党中央政治局の李長春常務委員長は30日、東京で自民党総裁であり首相の麻生太郎氏と会見し、中日戦略的互恵関係の全面的推進や、共に関心のある問題について突っ込んだ意見交換を行った。

 

李長春委員は中日関係の発展の歩みを簡単に振り返り、「双方の共同努力で、現在の中日関係は全体的に良好な発展を示しており、両国の指導者は昨年6回の会談を行った。特に胡錦涛主席の訪日では、双方の指導者が中日戦略的互恵関係の全面的推進という多方面での共通認識に達し、中日関係は新しい歴史の出発点に立ち、新しい発展のチャンスに臨んでいる」と語った。

 

李長春委員は中日の戦略的互恵関係の発展を加速させるために、引き続き中日双方は次の4つの面で努力をしなければならないと提案した。

 

1. 中日関係の政治的基礎を守り、戦略的相互信頼を強化する。中日関係の発展を導く4つの政治文書は、これまでの指導者の共通認識が凝集した中日関係の政治的基礎であり、いかなる時も一層大切にし、厳格に遵守しなければならない。中日は正しく相手国の発展を扱い、絶えず戦略的相互信頼を強化することは、中日戦略的互恵関係の全面的推進の根本保障である。

 

2. 全力で両国指導者の共通認識を実行し、各分野での友好協力を促進する。両国経済の相互補完という優位性を生かして、経済や貿易、特にエネルギー、省エネ、環境保護、金融などの分野での互恵協力を着実に推し進め、中日関係発展の強力な原動力とする。

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