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李長春常務委員、川崎市の環境保護企業を視察 |
発信時間: 2009-04-02 | チャイナネット |
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川崎市の省エネ・環境保護企業を視察する李常務委員 日本を公式友好訪問中の李長春・中共中央政治局常務委員は1日午前、東京の南に位置する川崎市を視察し、省エネ・環境保護関係の中小企業との懇談会に出席した。 有名企業が多く集まる川崎は、過去数十年間に、深刻な汚染からの段階的な改善というプロセスを経験した。近年川崎は環境保護産業の発展に力を入れ、循環型経済を推し進めている。川崎は環境を大幅に改善して、ハイテクと先進環境保護技術によるクリーン都市となり、日本、さらには世界にも一定の影響力を持つに至っている。 懇談会に出席した日本企業5社は、ペットボトルの回収、水の浄化、金属加工技術、再生飼料の生産などにおける自社の先進技術を紹介。中国との協力を強化し、両国の共通関心事である環境保護事業への貢献に努力したいと次々に表明した。 説明を受けた後、李常務委員は「気候変動問題は現在すでにグローバルな問題となっている。この分野で川崎が持つ環境保護建設のノウハウは全面的なものだ。固体・液体・気体廃棄物の処理のノウハウを持つとともに、循環型経済の発展も重視している。川崎はこの分野で先端を走っており、そのノウハウは中国の参考に値する」と表明した。 李常務委員はさらに「中国は現在、科学的発展観の要請に基づき、資源を節約する、環境にやさしい社会の建設に努力し、省エネと排出削減を大いに推し進め、国民経済の資質を向上させているところだ。環境保護分野で日本との交流や協力を一層強化したい。これは両国の戦略的互恵関係に新たな、より広い可能性を提供するものと信じる」と述べた。 「人民網日本語版」2009年4月2日 |
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