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李長春常務委員 「中日政党交流を強く重視」
発信時間: 2009-04-02 | チャイナネット

日本を公式友好訪問中の李長春・中共中央政治局常務委員は31日午後、自民党の細田博之幹事長、公明党の北側一雄幹事長と共に、「中日与党の交流と協力の一層の強化に関する覚書」の調印式に出席した。

李常務委員は調印式後の談話で「政党交流、特に与党間の交流は、中日関係の一大特色、重要な構成要素であり、両国関係の健全で安定した発展の推進、両国人民間の相互理解と信頼の強化に、長年重要な役割を発揮してきた。世界金融危機が持続的に拡大し、国際・地域情勢が複雑に変化する中、中日関係はすでに戦略的互恵関係を包括的に実施・推進する重要な時期に入っている」と指摘。「歴史的な経験は、両国関係を発展させる要の時期であればあるほど、政党交流の独自の重要な役割を形にすることができることを示している。中日の政党交流の制度化は、両国の政党・政治家間の政治対話と政策疎通に安定した素早いルートを提供し、両国間の各分野での協力の策定・推進にも堅固かつ重要な橋を渡すことになった」と述べた。

細田・北側両幹事長は、李常務委員の訪日による重要な成果を高く評価。日本の両与党は中国共産党と共に努力し、両国の民間組織間のさまざまな形式の友好交流を積極的に支持し、推し進め、関係省庁による両国首脳間の重要な合意の実行を積極的に支持し、これに協力し、両国間の互恵協力の新たな分野の開拓に努め、日中関係の全面的な格上げのために良好な政治・社会環境を大いに醸成していく意向を表明した。

「人民網日本語版」2009年4月2日

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