周恩来元総理の詩碑に花束を献じる李常務委員
日本を公式友好訪問中の李長春・中共中央政治局常務委員は2日、京都を訪れ、嵐山にある周恩来元総理の詩碑を拝した。今年は詩碑建立30周年にあたる。
現場には、かつて中日友好事業と詩碑の建立に心血を注ぎ努力した日本の友好人士が、李常務委員を迎えるために出向いた。李常務委員は日本国際貿易促進協会の中田慶雄副会長から、周元総理が京都で学んだ日々のことや、日本の友好人士が詩碑を建立した経緯について説明を受けた。
その後、李常務委員は詩碑に花束を献じ、深々とお辞儀して、周元総理への深い追慕の念を表した。また、居合わせた日本の友好人士に「みなさんが中日友好事業のためにいつも奔走していることは感動的だ。周総理は生前、中日友好事業にたいへん関心を持ち、非常に重視し、両国の世々代々の友好を推進するために多くの心血を注いだ。現在、中日の戦略的互恵関係は良好な基調を呈しているが、これは日本の友好人士の大きな働きと切り離すことができない。特に周総理は最良の安堵を覚えているだろう」と述べた。
李常務委員はまた「京都は歴史的に最も早く中国と交流を持った地区であり、2000年余りの中日交流史において重要な地位を占めている。京都地区が新たな歴史的時期において引き続き積極的な役割を発揮し、中日両国の世々代々の友好の推進において前を歩むことを希望する」と述べた。
「人民網日本語版」2009年4月3日 |