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G20サミットで胡錦涛主席と麻生首相が会談
発信時間: 2009-04-03 | チャイナネット


 


 


 

G20金融サミットでイギリスを訪問している胡錦涛国家主席は2日、ロンドンで麻生太郎首相と会談した。

胡錦涛主席は、「現在の中日関係は全体的に良好な発展を保っている。昨年、私が日本を訪問した時、両国の指導者は4つ目の政治文書に調印し、これは中日戦略的互恵関係が新たな発展の時期に入ったことを裏付けた。世界情勢は現在、深刻な状態であり、特に国際金融危機は各国に重大な影響をもたらしている。このような情勢の中で中日両国は心を一つにして協力を強化し、ともに困難を乗り越えることがさらに重要だ」と語った。

また中日関係のより一層の推進と両国関係の健全で安定した発展を確保するために、①ハイレベルの往来を保つ②経済貿易協力をよりいっそう推進する③各分野での交流を持続する④国際作業、特にアジアでの両国の協力を強化する⑤敏感な問題を適切に処理し、両国関係の大局を維持するという提案を行った。

これに対して麻生首相は、「中国への訪問を期待している。また日中韓の三国首脳会合が今年、中国で行われることとは非常に喜ばしいことだ。日中双方は両国の戦略的互恵関係を強化し、各分野での交流や協力を拡大して、共同で国際金融危機に対応しなければならない。日中両国は、開放された国際経済システムの中で最も多く利益を受けている。国際金融危機が拡大し続ける今、関税障壁を取り除き、貿易保護主義に反対して、世界経済成長の回復を推し進めなければならない。また両国の青少年の交流を維持して強化することを願っている。双方は共通の利益から出発し、ある問題が両国関係の大局に影響しないよう努力する必要がある」と述べた。

「チャイナネット」2009年4月3日

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