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中日デザイナー、中国工芸品の博物館を共同設計
発信時間: 2009-04-03 | チャイナネット

杭州扇街のデザイン

中日のインテリアデザイナーが共同で制作した、中国最大のテーマ博物館のデザインがこのほど公開された。今年の国慶節に杭州市でオープンする、中国の代表的工芸品である刃物・扇・傘をテーマとした3つの博物館だ。

展示ホールは全部で9461平米あり、完成後は中国初の工業系国家博物館となる。日本のデザイナー小野真紀さんによると、それぞれの博物館は歴史の起源、社会・文化、製造工芸の3コーナーで構成されている。「この博物館では昔と今の違いが展示され、今後の伝統継承に多大な貢献を果たすとともに観光にも結びつく新たな情報産業のモデルとなる」。

杭州は宋の時代から中国の扇産業・文化の中心だった。中国扇博物館は世界初の扇がテーマの博物館で、三大博物館の目玉となっている。「扇は中国で誕生し、中日文化交流の中で洗練され、欧米にも広く伝わった」。小野真紀さんによると、中国扇博物館では秦の時代からの、扇の内外文化交流の歴史を紹介しているという。中国6大名扇のほか、アジア、ヨーロッパなどの芸術的な扇やその技術が一堂に会している。

「人民網日本語版」2009年4月3日

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