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交流を強化し、共通認識を凝集し、中日関係の健全かつ安定した発展のために良好な環境を作ろう
発信時間: 2009-04-05 | チャイナネット

済貿易協力を強化する上での重要な条件でもあることから、それを大いに重視しなければなりません。国民感情問題を取り扱う際、両国の政治家、社会各界人士とメディアは皆両国国民に対して高度な責任をもつ精神に則って、強い憂患意識と緊迫感を持ち、実際の行動で両国国民間の感情を育んでいかなければなりません。そうでなければ、せっかく現れたばかりの芳しい傾向が各種の妨害や衝撃を受け、また失われる可能性も十分あります。

国民感情を改善するには、政治家の方々がまず率先して模範を示さなければなりません。中日友好に関する議論は多ければ多いほどよいですが、しかし敏感な問題に論及する場合には、言行を慎まなければなりません。両国関係の発展にプラスとなる話や事柄を多く話し、多く行い、逆に、両国関係の発展にマイナスになる話や事柄は話さず、行わないようにすることが望まれます。両国関係における敏感な問題や偶発事件を慎重に処理しなければなりません。歴史的にすでに定論のある史実に対しては、歴史を尊重し、歴史を鏡として未来に向かう精神を堅持しなければなりません。まだ未解決の諸懸案問題については、戦略的な高みから、長期的に見通し、歴史に責任を持つ態度を取って、平等な対話と友好的な話し合いを通じて解決しなければなりません。両国関係の中に出てきた一部の偶発事件及び外交的なトラブルに関しては、両国国民の共通利益から出発し、理性的に対応し、それらの問題を世間の目を引く話題に発展するまで野放しにせず、ましてや矛盾を激化させず、両国の友好関係の大局の妨げとならないように善処しなければなりません。中日友好の堅固な基礎は民間にあり、中日友好の未来は青少年にあります。このため、中日双方はより積極的な態度を取って、政府間、政党間、議会間の交流を引き続き推し進めると同時に、両国の各階層、各分野とりわけ広範な青少年の間で友好交流を大いに推進し、強化していかなければなりません。

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