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韓メディア:日本の歴史歪曲教科書が検定に合格
発信時間: 2009-04-11 | チャイナネット

日本の文部科学省は9日、教科書検定審議会を開き、歴史を歪曲(わいきょく)した中学校の歴史教科書の検定合格を発表した。韓国聯合ニュースが伝えた。

この歴史の教科書は日本の極右勢力からなる「新しい歴史教科書をつくる会」が自由社を通じて出版したもので、韓国に対する侵略の歴史を正当化している。他の教科書よりも歴史の歪曲の程度が甚だしい中学校教科書は、前回の扶桑社版の教科書に続きこれで2冊目となる。

日本政府がこの日、同教科書の検定合格を発表後、韓国外交部は「日本政府が歴史を歪曲した教科書を通過したことに対し、非常に遺憾だ」という声明を発表し、直ちに間違った内容を是正するよう求めた。

自由社の出版した中学校の歴史教科書には、韓日両国の学界が否定する「任那日本府」(4世紀半ばに日本が朝鮮半島の内戦に乗じて、朝鮮半島南部の任那に設立した統治機関)を記述。さらに東アジアで唯一日本だけが独自の年号を使っていたと主張し、日本の植民地政策の焦点を韓国の現代化にあて、美化している。

「人民網日本語版」2009年4月11日

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