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福田前首相、「2030年の中国経済、米を上回る」
発信時間: 2009-04-19 | チャイナネット

日本の福田康夫前首相は18日、中国南部の海南省で、「経済の規模だけから見れば、2030年、中国はアメリカを超えるとともに、日本の4倍から5倍になる可能性がある」と述べた。

これは、福田前首相がボアオ・アジアフォーラム2009年年次会議で述べたものである。

福田前首相は、「研究機関の調査によると、日本、中国を含むアジア全体の経済は2030年、世界経済の半分を占める。また、中国経済の発展は東南アジア諸国の貿易の拡大にプラスとなる。これらの国々の貿易量が日本、アメリカ、およびASEAN・東南アジア諸国連合の貿易の発展を促している。これにより、地域的、世界的な相互依存はますます強くなるだろう」と述べた。

 福田前首相はまた、「アジア経済の発展に伴い、アジアの都市化は今後急速に進み、東アジア諸国は政治的、経済的に力を持つようになる。東アジアおよびアジア地域全体の対話、特に東アジアの首脳会議や、日中韓などの対話と協力を推進することは、この地域のネットワークを構築することにプラスとなる。また、これにより、今後の経済発展が可能になるだろう」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」 2009年4月19日

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