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崔天凱大使 中日海軍交流に障害はない |
発信時間: 2009-04-24 | チャイナネット |
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在日本の崔天凱中国大使は23日、香港特別行政区政府の招待で香港を訪問し、香港のメディアのトップと会食した際、中日関係は中国にとって最も重要で敏感、難しい外交関係の一つだと述べた。 崔天凱大使は、「この2年で中日関係は明らかに改善し前向きに発展している。去年5月に胡錦涛主席が訪日した時には、中日両国が『戦略的互恵関係の推進に関する中日共同声明』を発表し、中日関係は新たな歴史の出発点に立ち、さらに前向きに発展する重要なチャンスに面している」と述べ、以下のように続けた。 「ここ数年、中日両国間の信頼は深まり往来も増え、またハイレベルの指導者の交流メカニズムも発足して、民間交流や青少年交流がますます頻繁になっている。昨年の四川大地震や北京オリンピックの開催では日本が大きな支援をしてくれ、地震後、被災地の四川省に初めて入った国際救援隊は、日本のレスキュー隊と医療隊だった」 「もちろん歴史が原因で中日関係にはまだ多くの問題があるが、一部は協議を通し、コミュニケーションを強めて解決できる。問題の存在は、必ずしも両国関係の発展に影響を及ぼすわけではない。これからは両国の共通利益を発展させ、両国の共に直面する問題を適切に処理しなければならない。中日関係は仲良くすれば双方にとって有利だが、戦えば共に損をする」 「両国間の敏感的な問題に対しては、問題を解決し両国関係を安定に発展させるようにするべきだ。例えば去年の毒ギョーザ事件では、双方とも人為的に行われたものだと考え、警察が処理することになった」 青島で行われた多国海軍観艦式(4月23日) 「23日に青島で行われた多国海軍観艦式に日本は参加しなかった。しかしこのようなイベントには世界の海軍が全て参加するわけでなく、各国が将校や艦艇を派遣する。これは各国協議の結果だ。ここ数年、中日両国の海軍交流は頻繁に行われるようになっており、2007年には中国海軍が日本を、2008年の夏には日本の海上自衛隊の艦艇が中国の湛江港を訪問している。両国海軍の交流は通常どおりに行われていて何の障害もない」 「チャイナネット」2009年4月24日 |
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