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中国ドラマの日本での無断放送に判決 賠償金135万円
発信時間: 2009-05-13 | チャイナネット

「中国のテレビドラマ9000話が日本で勝手に放送されたことに対し、中国の会社数社が集団で告訴した」というニュースは2年前、大きな反響を呼んだ。このうち、衛星放送事業体のスカイパーフェクTV(スカパー)が中国ドラマ「苦菜花」20話を05年5月に2回にわたって放送した件について、東京地方裁判所はこのほど、スカパーに番組を提供した放送会社に対し、このドラマの放送禁止と135万円の支払いを命じる判決を下した。「北京青年報」が伝えた。

「苦菜花」の著作権を持つ北京赤東文化伝播公司はこの判決に納得がいかない様子だ。同公司の担当者は11日、「中国のテレビドラマが日本で購入される場合、初放映ならば1話300ドルから1000ドルが相場だった。賠償金額はこの価格を参考にしたものだろう。私たちが相手側に請求した額は6700万円だった。判決で提示された賠償金額には失望した」と語った。

「人民網日本語版」2009年5月13日

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