東京で20日、北京と東京の友好都市関係締結30周年を祝う交流会が、東京都日中友好協会と北京市人民対外友好協会の手で開かれた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
東京都日中友好協会の貫洞哲夫会長は「日中両国の関係と東京・北京両市の関係は過去30年間に幾たびか波乱に見舞われたが、関係者の努力の下、困難を克服してきた。両国・両市関係の発展には民間交流が重要であり、また真の民間友好関係の構築には、信頼が鍵となる。新中国成立60周年に際し、このたびの活動を通じて、両国・両市関係がさらに発展し、強化されるものと信じる」と述べた。
北京市対外友好協会の趙家騏会長は「30年来、両都市は豊富で多彩な交流活動を展開し、北京市対外友好協会と東京都日中友好協会は民間交流の推進を堅持して、伝統的な交流事業を支え、両市民間の相互理解と友情を深め、中日友好は結局のところ両国人民の友好であるとの理念を形にした」と指摘。「北京市対外友好協会は、東京各界の人々と共に、友好都市関係締結30周年を契機に、さらに幅広い分野で交流と協力を強化し、友好都市関係の安定と発展、中日友好事業の発展促進のために、引き続き一層の貢献を果たしていくことを希望している」と述べた。
「人民網日本語版」2009年5月21日 |