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JDSプロジェクトの中国行政官の日本留学生活
発信時間: 2009-06-02 | チャイナネット

無償資金援助人材育成奨学計画(JDS)に参加する中国各地からの41人の若手公務員が今日、日本に発ち、早稲田大学、筑波大学、立命館大学、名古屋大学、国際キリスト教大学などで勉強することになっている。その歓送会が6月1日、北京で行われた。

日本に発つ中国の若手公務員

JDSプロジェクトの目的は、社会・経済発展上の諸課題を解決するための政策立案・実施に関わり、中国の21世紀を担う指導者となることが期待される優秀な若手行政官を中心とする人材育成であり、ひいては、各留学生が日本と中国の両国関係の良き理解者として両国間の基盤の拡大と強化に貢献することである。日本語コースと英語コースの両方が設けられている。

歓送会であいさつする在中国日本大使館の片山和之公使

このプロジェクトは、2002年に中国で開始し、2007年までに計265人の中国行政官が日本に留学している。その留学生活について、主催側の日本国際協力センター(JICE)や、帰国した中国の留学生たちに話を聞き、次のようにまとめてみた。

1、 余軍さん、第1期帰国留学生

勤務先:国務院発展研究センター(DRC)

留学先:早稲田大学 国際経営分野

論文テーマ:「企業を活性化する不良債権の取り扱い 日本『産業再生機構』の研究」

JDSプロジェクトを通じて、専門知識を学んだだけでなく、日本の社会に対する全般的な理解を深め、多くの友人もできた。

卒業後も先生や同級生たちと連絡をとり、出張の際に会っている。昨年、北京に出張中の大学教授を自分の勤め先に誘い、「日本の金融制度と変革」について講演してもらった。

ホームステイで知り合った日本の家族について言いたいことがある。彼らの素朴な言葉、教養、現代の中国に対する興味によって、私は素早く彼らの暮らしの中に溶け込むことができた。

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